活性酸素の要因

1.大気汚染は「活性酸素」を大量に発生させる。

便利で豊かな生活が大気汚染をもたらし、毎日のように排出される工場の煤煙や車の排気ガスなどの公害ガスは、有力な活性酸素の発生源です。そして、この公害ガスに含まれるNOxは最強の活性酸素ヒドロキシルラジカルを発生させます。
喘息が都市部ほど多い原因とは・・・喘息の発生原因はまだはっきりと特定されていませんが、自動車、特にディーゼルエンジンの排気ガスが活性酸素を発生させ、喘息の症状を悪化させたり回復を阻害している要因であることは明らかで、大気汚染が深刻な都市部では、子供たちの喘息発生率が農村地方の子供に比べて六倍も高いことが知られています。

2.アトピーも「活性酸素」が悪化要因の一つになる。

窒素酸化物の増加がお肌にサビをまき散らします。

成人の重症アトピー患者は、体質的に抗酸化力が弱い上に、公害ガスが充満している地域に多いのが実情です。

 

3.地球環境を保護しないと「活性酸素」が蔓延する。

地球の温暖化・・二酸化炭素やメタンなどのガスが大量に増えると、熱が宇宙空間に逃げるのを妨げ、地球が温室のように温かくなります。
酸性雨、オゾンホール、地球の温暖化・・・地球環境の破壊が活性酸素を発生さます。
酸性雨は森林を枯らし、湖の生物を死に追いやるだけでなく、土壌の金属を溶かし出し、それが飲み水となって、人間の健康を脅かします。
フロンガスがオゾンを酸素に分解して、オゾンホールをあけると、そこから殺人光線UVC(紫外線)が侵入してきます。

 

4.女性の長寿には医学的根拠がある。

酸素の消費量と寿命の長さは関係があります。
激しい運動をすると酸素が多量に消費され、それだけ活性酸素の発生の機会が増えてしまいます。
女性が男性より長寿なのは、基礎代謝の量が小さいため酸素の消費量が男性より10%少ないためと言われています。

5.エアロビクスは体を酸化させる!?

エアロビクスやジョギングなどの「有酸素」運動は、心臓や肺の機能を高めますが、同時に活性酸素も多量に発生させているのです。

6.「ストレス」も大量の「活性酸素」を発生させる。

くよくよ悩んだり、イライラしたりして「ストレス」がたまると、活性酸素が体内で暴れ出します。

7.酒、タバコも「活性酸素」と無縁ではありえない。

1本のタバコを吸うだけで、体には100兆個の活性酸素が発生するといわれています。
肝臓でアルコールが分解されるときも活性酸素が発生します。

 

 

 

8.水道の水は肌や髪に恐ろしい影響を及ぼす。

飲み水の塩素処理は、殺菌のために必要とされていますが、フリーラジカル(活性酸素)の次亜塩素酸や、トリハロメタンなどの発ガン性物質を生み出しています。

9「活性酸素」の害は私たちの口からも日々侵入する。

食物汚染がヒトをさらにサビさせています。--->便利な食生活は食品添加物によって成り立っているのです。

私たちは一日に70種以上の食品添加剤を食べているといわれており、これが大量の活性酸素を発生させています。

このように、私たちヒトの身体は、知らず知らずのうちに活性酸素によってサビ(酸化)て行きます。活性酸素が細胞や遺伝子(DNA)に錆びを吹きかけるとどうなるかは、既に述べてきました。活性酸素のサビ(酸化)から細胞や遺伝子(DNA)を守ることが健康のために大切であるということがお解りいただければ、九州大学大学院白畑教授の研究によって得られた「電解還元水(アルカリイオン水)が活性酸素を消去する作用と、遺伝子(DNA)が活性酸素によって酸化されて起こる損傷に十分な防御作用がある」ということが、どれほどわれわれヒトの健康にとって重要な実験成果であるかご理解いただけると思います。

(参考文献) 「成人病・ガン・老化は活性酸素が原因だった」 
井上貴司監修:日東書院